スウィングガールズ スタンダード・エディション出演:
東宝
発売日 2005-03-25
野球部の応援に行った吹奏楽部にお弁当を運んだ補習クラスの女子だった
が、炎天下、チンタラ運んでいたせいで、お弁当は腐り、吹奏楽部は体調を
崩してしまう。ひとりだけお弁当を食べなかった男子・中村は、即席吹奏楽
部を作ろうと思いつく。責任をとらせようと補習クラスの女子を誘うが、吹
奏楽をやるには人数が足りなかったため、ビッグバンドでジャズをやること
に。でも女子たちは楽器などロクにやったことがなかった…。
『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督のガールズ版『ウォーターボーイ
ズ』ともいうべき作品。高校生が、未経験のことにチャレンジし、失敗を繰
り返しながら、最後に成果をお披露目という構成は前作と同じだが、矢口監
督のディテール作りの巧みさと、役者選びの目の確かさが、本作でもいきて
いる。舞台が東北のため、方言を駆使したセリフはユニークで温かいし、女
の子たちのイキイキとした姿もさわやかで気持ちがいい。ヒロインの上野樹
里は『ジョゼと虎と魚たち』では偽善的な女子大生を好演していたが、本作
では、ちゃっかりしているけど、常にポジティブな高校生を明るくキュート
に演じていて好感度大。竹中直人、谷啓、渡辺えり子、小日向文世などの演
技巧者が脇をしっかりしめている。(斎藤 香)
こんなハイスクールライフがあってもいい 2006-06-12
普通の,それでいて一人一人個性の豊かな女子高生が,どたばたコメディを
繰り広げながらも,ビッグバンドジャズに惹かれて一途に打ち込んでゆく経
過が,美しい東北の季節の移り変わりと共に描かれています。
自分の高校時代に,こんなに伸びやかではつらつとした女子生徒がク
ラスメートだったら,きっとその想い出もずっと輝いていただろうと思いま
す。
クライマックスの演奏シーンは圧巻ともいえ,思わず引き込まれます
が,それにも増して演奏を終えたスウィングガールズ達の満足げな表情が最
高に美しく,映画中の観客に混じって自分も拍手を送りたくなるような感動
を覚えます。
一度は見る価値のあるいい作品です。
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